なんだか大変なことが起こりました!毎回驚かされてばかりのヴィクトルと勇利ですが、ほのぼの観光回かと思いきや、ドキドキする展開に目が点に。
ロシアでなんとかFSを滑り切りギリギリでグランプリファイナル出場を決めた勇利。帰国してヴィクトルにプロポーズのような告白をしてしみじみと別れを感じさせた9話。
思い出作りの10話になるのかなと思いましたが、それどころではありませんでした。
9話の感想はこちら。
10話の感想をひとことでいうと。
エンゲージリング
※ネタバレ注意です。
もくじ
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10話 超がんばらんば!!グランプリファイナル直前スペシャル
真冬にプールで泳ぐヴィクトルとクリス
ヴィクトル中心に進んでいく10話はGPF直前のスケーターたちの休日のひとこまでした。
ヴィクトルとクリスは長年の戦友のごとく、真冬のプールでエロティックに大人の色気を隠すことなく遊んでいます。
ユリオとJJは会変わらずなケンカ仲間。自分のファンをバカにされて「頭の上にサングラスをのせている人(JJ)は総じてクズだ」と怒り心頭なユリオ。クズなんだ(笑)
JJはバルセロナに婚約者を連れてきていました。かなりオープンにお付き合いしているんですね。まだ19歳なのに婚約者とか早熟。
オタベック選手も初登場しました!口下手な感じといい無表情なところといい、どんなスケーティングを見せてくれるのか興味深々です。
1年前を思い出して弱気になる勇利
テレビで「ヴィクトルの愛を知って強くなった僕をGPFで証明します!」なんて言ってしまったものの弱気になる勇利。
ホテルの部屋ってヴィクトルと一緒なんですか!?コーチと選手って別々に部屋をとるんじゃないんだ。びっくり。
弱っているとクリスとヴィクトルが震えながら戻ってきて勇利に抱きついてわちゃわちゃ。こういう平和な姿を見ていると、9話で覚悟した別れを一瞬忘れさせられます。
勝つために強気のジャンプ構成に変えてきた勇利。今までの構成ではノーミスでも基礎点はJJの方が上です。
そこで勇利はFSでラストに4回転フリップを持ってくることにしました。まだ一度も成功していないので、かなり大きなチャレンジです。
オタベックとユリオの友情
緊張している勇利を気遣って、観光しながら買い物でスーツを選んであげたりと、束の間の休息を楽しむヴィクトルと勇利。
ユリオはファンに追いかけられ、バイクに乗って現れたカザフスタンの英雄・オタベックに連れさられました。しかもファンがそれを写真にとってSNSは大騒ぎ。
そのままバイクでグエル公園に連れて行くオタベック。バルセロナの有名な観光地なので見てすぐに分かりましたが、行ったことがなさそうなユリオを連れて行ってあげたかった場所なのでしょうか。
実はオタベックは昔ユリオに会ったことがありました。ソルジャーの目をしていたユリオを一目で気に入ったオタベック。だから今回バイクで助けに来たんですね。
言葉は少ないけれどまっすぐにぶつかってくるオタベックに、ユリオはほだされたのか友達になろうと言われて握手する2人。
ユリオがこんなに素直なのは珍しいですね。オタベックの大人な雰囲気がそうさせたのでしょうか。
ユリオに新しい友達ができて良かった。ヴィクトルは勇利にべったりだし、15歳最年少のユリオは異国の地でひとりでちょっとさびしかったかもしれないですもんね。
ユリオにはJJかと思いましたがこっちだったのね。オタユリの可能性に期待!
お守り代わりのエンゲージリング!?
9話でプロポーズ(?)をした勇利が次はバルセロナで指輪を見つけて購入します。(分割で)カードの明細には「Wedding Ring」の印刷が!
しかもペアリング。エンゲージリングですよっ
ステンドグラスのまばゆい教会でヴィクトルに指輪を渡す勇利。お、おかしいな。違和感が仕事しない。
この2人ならいいかと思わせる何かがヴィクトルと勇利の間にはありますね。
今までのお礼と照れながら薬指にリングをはめる勇利ですが、おまじないという意味もあるようです。
ペアリングをつけていたら何も考えずに集中できるということでしょう。ヴィクトルもその意をくみとってお互いにリングを付けました。
指輪交換した教会の名前は「サンタ・エウラリア大聖堂」だそうですよ。ユーリは海外でも人気のアニメだからスペインの人はすぐに分かるのかもしれません。
下世話な話ですが勇利が買ったペアリングはレシートがちらっと写りましたが日本円で1つ約10万円。お守りにしてはいいお値段です。
すごいものを見せられて、なんだかもう胸がいっぱいになってしまいました。公式がここまで極めてくれるなんて感無量です。
鳴り響く鐘の音が2人をお祝いしているかのようで幸せそうな2人に乾杯。
酒癖が悪い勇利の黒歴史に驚愕
オタベックとユリオが楽しくお茶していると、ミナコ先生と勇利のお姉ちゃんがそこに合流してスケーターの皆で食事をすることになります。
JJだけ呼ばれていないのは気のせいでしょうか(笑)婚約者がいるから声をかけるのを遠慮したんですねきっと。
そこで勇利の黒歴史が明らかになります。
実は去年のGPFの試合後のバンケットパーティで、ユリオにダンスバトルを仕掛けたりクリスと半裸でポールダンスをしたりと、かなりの暴れっぷりだったらしい勇利。
泥酔していたため記憶のない勇利は、クリスたちが持っていた写真や動画を見て青ざめています。
勇利はお父さんに似たようで、酔うと暴れて調子に乗るという悪いクセがあったのでした。これは意外。でも普段おとなしく控えめな勇利だから、ギャップがおもしろい!
金メダルを獲ったら結婚しよう
目ざとくペアリングを見つけられ、うろたえる勇利。自分が用意しておいて突っ込まれるとおたおたするところがかわいいですね。
ヴィクトルのほうはしれっとした顔でいつも通り。ピチットくんが「結婚おめでとう!」と叫ぶとお店の人も、地味にオタベックも拍手していて祝福されてしまいました。
ピチットくんが皆の声を代弁してくれて、改めて優秀な子だなと思いましたよね。
でもこれは婚約指輪。勇利がGPFで金メダルを獲ったら結婚だと、冗談か本気か分からない口調で釘をさすヴィクトルがさすがです。
ヴィクトル&ユリオの2ショット
GPF当日の朝、海辺で2人になったロシア人2人。
ヴィクトルに対して生意気なユリオは、決別宣言ともとれる言葉でヴィクトルを挑発します。
さらっと流すヴィクトルですが、もしかしてもう現役復帰はしないのかなと思わせる雰囲気に、ちょっとドキッとしたり。
ユリオの「ヴィクトル・ニキフォロフは死んだ」は「コーチとして生きる道を決めた」みたいに聞こえたり。
ヴィクトルの「俺と戦いたかった?」が「戦いたい?」ではなく過去形なのは、もうヴィクトルが選手には戻らないからと深読みしたり。
そこのところ、どうなのかな。
まだ進退ははっきりさせていませんが、ヴィクトルの語り口調からはもう現役では滑らないのかなとちょっと思ってしまいました。
勇利は金メダルを獲って引退すると決意しているようですが、もしかして金メダルを獲れないケース(=ヴィクトルがコーチ続行)もありうるのかな。ここへきて分からなくなってしまいました。
あっでも勇利は金メダルを獲れても獲れなくてもヴィクトルはコーチをやめてもらってロシアに帰るとか言ってたし。うーん最終回まであと2話なのにまったくラストが読めません。
まとめ
ペアリングを贈るという衝撃の10話に、思っていた以上のヴィクトルと勇利の愛の絆が見えて、びっくりするやら感心するやら感動するやら。
エンディングもいつもと違ってかなり驚かされました。なんと勇利の黒歴史バージョンのEDです!
バンケットパーティで本当に半裸でポールダンスをしていたし、ユリオやヴィクトルと楽しげに踊っていました。ノリノリな勇利なんて珍しくてめったに見られません。レアです。
しかも泥酔していたとはいえ、1年前に実は勇利のほうからヴィクトルにコーチのお願いをしていたなんて!
きっかけを作ったのは勇利からだったんですね。こんなところでも九州男児らしさを見せるとはさすが勇利。
バンケットパーティの様子をもっと見たいような、もうこれ以上勇利が壊れた姿は見たくないような複雑な気分です(笑)
ダンスバトルで勇利が勝ったらコーチになるということだから、勇利は勝利したということでいいのかな。
「Be my coachヴィクトル~」とか言ってお尻ふりふりしてる勇利がかわいかった。ヴィクトルがハートを鷲掴みにされるはずです。勇利こそ魔性のカツ丼ですね。あっSPに繋がった!
10話のEDは原案者の久保ミツロウさんが原画として初めて参加されているそうですよ。特殊EDお疲れ様でした。
11話ではラストとなる勝負がはじまります。ユリオと友達になるという特別な存在になったオタベックがどんな演技になるのかワクワク。
また1週間ドキドキしながら待ちましょう。