ネト充のススメ7話の感想です。
桜井さんの赤面、小岩井さんのネトゲ参戦、ヤバ楽しいキャラメイク、絡んできたnicoさん、森子の別キャラ、前のゲームからの運命など7話もぐいぐいと話が進みました。
森子が林とは違うキャラを作ってネトゲにログインするのですが、声は能登さんのままでした。小岩井さんの出落ちのような女性キャラも声は前野さんのままなので、ますますリアルとネトゲが忙しく入り乱れている状態です。
桜井さんは森子のことでご乱心だし、本当にあと3話できれいにまとまるのでしょうか。もっと続いてほしいな。
6話の感想はこちら。
※ネタバレ注意です。
もくじ
原作漫画「ネト充のススメ」
現在2巻まで発売中です。
7話の感想
ゆううつな桜井さん
森子が林だと確信を持った桜井さんは、あんなに楽しかったネトゲにログインするのにためらいを持つようになりました。
リリィという女性キャラを通して、リアルとはまったく違った自分でいられたのがネトゲの楽しさ。しかし林=森子だと知った途端、それはもうリアルにつながる世界になってしまったのです。
ネトゲで林に会い、自分や小岩井さんの話を聞く勇気もありません。
リリィは気楽な存在だったはずなのに、ネトゲのことを考えるだけで気が重くなってしまう桜井さん。しかもこの間、ボス戦への直前で落ちたのでカンベにも怪しまれているはずです。
桜井さんの部屋が一人暮らしにしてはかなりリビングが広めで日当たりもよくて、相当良いマンションに住んでいるようでびっくり。
次期室長候補のエリート社員だと小岩井さんも言っていましたからね。ハーフイケメンということで家族関係もどうなっているのか気になるところです。
最初は礼儀正しく謙虚で初々しい初心者だった林に好感をもち、林から確かに気持ちをもらったという実感もあり、そのうちゲーム内でもらったものをゲーム内で返していきたいと思うようになった桜井さん。
リリィとして相方になった林の真面目でかわいらしい言動に癒されていたんですよね。なのに林=森子だと知ってしまってからは、ゲーム内のこととして割り切って考えられなくなってしまいました。
何も知らずにいれば今まで通りに良好な関係を築けていたはずなのに、知ってしまったことで深入りしすぎたと桜井さんは後悔していました。
「それでも今はただ森岡さんに会いたい」
気持ちの整理がつかないまま、それでもログインする桜井さん。こんなことを思ってしまう桜井さんはもう完全に森子に恋をしているのでした。
リリィさんのファッションショー
森子はログインしてきたリリィさんに気づいてとても嬉しそうです。いつも日曜は昼間もリリィさんに会えるから今日も期待して待っていたのでした。
増えすぎた衣装の整理をしようとしていたリリィさん。6話の予告で「なんぞ!?」と思ったバニーちゃんのコスプレは、持っていた衣装のひとつでした。
ライラックが羨ましがるほどの衣装もちのリリィさんは、訓練された廃課金者なのでズラリと揃った衣装は壮観です。いくら費やしたんだろう?
ヒメラルダさんからの助言もあり、学生と社会人の財布の中身は違うということでライラックも納得している様子でした。
装備をコンプリートしたくなる性格の人はこういうゲームは危険ですね。出るまでガチャを回さなきゃ!って謎の使命感に囚われてしまいそうです。
フリドメールは、キャラクターが衣装を身に着けると髪型も変えられる仕様になっていました。
男性キャラでも長髪ならリボンをつけたりすることもできます。自動的に髪が短くなりますがヒメラルダやカンベはできるということに。これは無課金でできるので楽しく遊べそうです。
一度だけカンベさんがやってくれたらしく、思い出し笑いをする桜井さんがかわいいかったです。カンベさんって意外とノリがいいのかしら。
逆にショートカットだから遊べない林はちょっぴり残念そうです。もちろん課金でヘアチェンジもできるというのが課金沼に陥るトラップでしょう。危ない危ない。
先日のデートの話題に
いつもの木の上で、先日のデートのことをリリィさんに嬉しそうに報告する林。服装のことなど相談していたので自然な流れの会話です。しかしモニターの前の桜井さんは異様に緊張していました。
「初めて外回りに連れていかれた時くらい緊張する」
社会人になって初めて先輩に連れられて取引先に出向いたときと並ぶくらいの緊張っぷり。桜井さんは悪い想像でいっぱいになっているようです。
そうとは知らずに林は、自分が1日勘違いして待ちぼうけしていたこと、1時間も待っていたこと、メガネの人が偶然事情を察して来てくれたことなどを嬉しそうに語ります。
(もう盛岡さんには会わない。小岩井さんに何を言われても関わらない)
リリィとして、ゲーム内でだけ今まで通り林と関わりあうと決めた桜井さん。
「思いやりのある素敵な人だったんですよ」
しかし林の口から自分の事が語られると赤面してしまい、決意が早くも崩れ去りそうになってしまいます。
小岩井さんと上手におしゃべりできたのも、その前の日にアドバイスをくれたのが大きかったと語る森子。モニタの前のその表情は穏やかです。
(それ以上はもう…小岩井さんの話に移っていいから!)
自分の話題が続くことに内心動揺する桜井さん。早く話題が小岩井さんにならないかとドキドキしています。褒められるにしてもこういう状況だと絶対ムズムズしますね。
すると森子は重ねて告げました。
「(桜井さんの)優しさがリリィさんに似ていて、2人がなんとなく重なって嬉しかったんですよ。リリィさんのことが好きだから」
6話で桜井さんとリリィさんのセリフが被ったシーンですね。森子はリリィさんを女性だと思っているから、さらりと「好きだから」とも言えてしまいます。
桜井さんは嬉しい反面、本当は自分が聞いてはいけない話を聞いていることに罪悪感を覚えました。
「ごめん、盛岡さん…」
顔を覆ってひとりぶつやく姿が切ないです。
小岩井さんがネトゲ参戦!
森子に聞いたネトゲに興味を持ってフリドメールをやり始めた小岩井さん。気軽に森子に電話して、やり方を聞いてはさくさくと作業を進めます。
ネトゲやるんだ!とちょっと嬉しそうな森子。しかしすぐに自分がネナベであることを思い出して青くなってしまいました。
さらに万が一、他のギルドメンバーに会った場合にどう説明すればいいのか…と悩みます。
飲み会などの一連の経緯を性別を逆にしてギルメンに相談している以上、どういう知り合いなのかを言ったら自分のネナベがバレてしまうことに繋がってしまいます。
焦る森子ですが、結局は新しくキャラクターをもうひとつ作ってしまうことにしました。別にゲーム内で林として会わなくてもいいわけです。ナイスアイデア。
6話の予告に出てきた青い長髪の女の子は森子の別キャラなのでした。名前はMolly(モリー)。ネトゲ内での声は森子と同じく能登さんです。
気になる小岩井さんのキャラは、まさかのネタに走った女子キャラでした。金髪の美女!かと思いきや謎のいい筋肉(笑)
声は小岩井さんの前野ボイスなのがじわじわ。
顔立ちと身体がアンバランスでパンチの効いたキャラメイクです。小岩井さん本人もかなりゲーム内で浮いた外見だという自覚はあるようで、部屋の中でひとり大爆笑していました。
Nicoさんとカンベさん
とんでもないのが来たー!!
モリーの心の叫びが届いているのかいないのか、モリーを見つけるとすぐに走り寄ってきた小岩井さん、じゃなくて金髪筋肉美女。その名は「はるみ」
その独特の目立つ容姿と初心者であることから、ログインしていたNicoさんとカンベがはるみとモリーに話しかけてきました。
「はるみ」というのは小岩井さんの弟の名前のようです。弟さん、まさか自分の名前がこんなムキムキ筋肉美女に付けられているとは思っていないでしょうね。
小岩井さんは堂々とはるみの一人称を「俺」と言っていたので、中の人が男であることを隠す気はないようです。
ネカマではなく女キャラを使っているだけということですね。まあ小岩井さんは言動からすぐにバレちゃいそうだから正解でしょう。
最初は誰にも自分の正体を隠しておこうと思っていた森子ですが、一緒に行動するのならカンベにだけは自分が林であることをこっそりと伝えました。
これでカンベだけがすべてを知っていることになります。うーんまさに黒幕。
しかもカンベは先日小岩井がコンビニで森子をナンパしているところを見ていて、小岩井=はるみだとうっすら気付いた様子でした。
勘が鋭くてギルドマスターとしてリーダーシップもとれるから、藤本くんはリアルでも普通に出世していきそうな気配がプンプンします。
Nicoさんの声はCV藤森多弥さん。お名前が一瞬男性っぽくてびっくりして調べたら、ちゃんと女性声優さんでした。
Nicoさんは口調が多少乱暴なくらいサバサバしていて、外見は女性らしく可愛いのですが所作が男性っぽいため、中の人は男性なのかもしれません。
夢を見てもいいだろうか?
タイミング悪くこの土日は仕事だった桜井さん。小岩井がフリドメールを始めたことも、夜になってメールで知らされてドキッとしています。いつの間にか仲良くなっている小岩井さんと森子。
(このままうまくいったらリリィは2人の邪魔になってしまうのでは?)
桜井さんがモヤモヤした気持ちでさらにネガティブになったところで、小岩井さんからまたメールが届きました。そこには森子が新しく作った水色の髪の長髪女性キャラクターの写真が添えられています。
それを見てピンときた桜井さん。
思い過ごしでなければ、俺はこのキャラをずっと前から知っている…。
桜井さんは、昔やっていてサービス終了になったネトゲを思い出します。そのゲームで仲良くなったのも水色の髪の女性キャラでした。名前はユキ。
ため息をつく桜井さんは、今後どうすべきかを考えあぐねていました。
桜井さんがネトゲをやっているのは、自分じゃない自分でいられる居場所が欲しかったから。匿名の世界の心地よさを求めていたからでした。
桜井さんの目には森子が、かつての自分のネトゲの友人(ユキ)に思えてなりません。都合よく夢を見過ぎているのは分かっていても、自分の気持ちをごまかすことができないのです。
少しだけ夢を見てもいいだろうか?
自問自答する桜井さんはログインするのでしょうか。もしログインしたら小岩井さんにリリィであることがバレますがそれはいいのかな。仲の良さそうな2人だから大丈夫か。
と思っていたらはるみが「俺の友人も始めるって言ってるからよろしく!」とかライトに言い出しました。ということは桜井さんも別キャラを作って参戦?
リアルよりネトゲ内のキャラが増えてこれはこれで楽しいです。ただ、知っている人と知らない人、中の人込みの人間関係がさらに複雑になりますね。
桜井さんはカンベには別キャラの時も自分がリリィだと打ちあけるのでしょうか。キャラメイクはどうなるの?男性キャラかな!?
8話もますます楽しみです。
まとめ
森子の髪型は6話で大人っぽく年相応になったかなと思いましたが、今回前髪を下ろしていていい感じに若返りましたね(笑)
前髪を分けておでこを出すと微妙に人妻感もあったので、分けずにそのまま下ろす感じのほうが私は好きです。切った髪もそのうちすぐ(桜井さん好みに)伸びそうです。
桜井さんが昔やっていたネトゲの友達のユキのことも出てきました。仕事が大変そうなユキは、人事や上司にも相談できずに一人で孤立奮闘していたんですね。
モリーを見てピンときていた桜井さんの中で「林=森子」から「林=森子=昔のネトゲの相方」というふうに繋がりつつあるのかもしれません。
これが本当だとしたらこんな偶然、運命としか言いようがありません。まさかネトゲ友達に別のネトゲで再会するなんて。しかも知らずにふたたび相方になっていたなんて。
Nicoさんが、はるみが固まっている間にやっていた謎の儀式にはじわじわきました。食べ物を並べて祀っているいる感じ?
特に意味はないとNicoさん自身も言っていましたが、ネトゲではよくあるいたずらな光景なのでしょうか。プレイヤーが戻ってきたときにこうなっていたらびっくりしますよね(笑)
桜井さんがヘタレモードで沈みがちなところを、はるみのキャラメイクなど小岩井さんがからむとお話が動くしコミカルになって救われます。
予告では7話は森子の元職場での暗黒時代の話か…とズーンと気落ちしていたら最後!桜井さんと森子が夜にベンチで一緒にご飯を食べてませんか!?
どういう状況?桜井さんはスーツだから仕事帰りに偶然コンビニで会ったとかかな。森子だけが沈んだ表情でパンを食べているっぽいのはなぜ?ちょっと桜井さんが困ったような笑顔なのは?
もうリアルでは森子には会わないとかブルーになっていた桜井さんどうした!?やっぱり小岩井さんには譲れないと動きだしたのでしょうか。
タイトルが「1歩前へ踏み出した」ってリアルで何かが起きたってことですよね。
あ~~~も~~~気になりすぎて7話までがまた待ち遠しいです。来週の金曜の深夜が今すぐ来てほしいです。