【キュンキュンする】ネト充のススメ3話 感想

ネト充のススメ

ネト充のススメ3話の感想です。

ついに結婚しました!リリィさんと林が。正確にはゲーム内で相方になったのですがこれはもう結婚でいいんじゃないでしょうか。

リアルでは桜井さんが森子に食事を断られてしまいます。桜井さんがんばれ!森子が小岩井の元同僚であるということが判明して前の会社の闇も見えてきました。

前半の落ち着きとは一転して後半は幸せいっぱいで温かい気持ちになった第3話です。

2話の感想はこちら。

【それ言って大丈夫?】ネト充のススメ2話 感想

※ネタバレ注意です。

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お調子者の小岩井誉

森子からのお断りメールに朝から沈んでしまう桜井さん。殺風景な部屋はちょっと森子と似ています。

桜井さんは会社の同僚である小岩井(CV前野智昭)に「松風物産の盛岡森子さんって知ってます?」と直球で問いかけました。

小岩井は今は桜井の同僚ですが昔は松風物産に勤めていて、そこにいた盛岡森子という女性が作ったマニュアルを、桜井さんが偶然仕事で見かけたのでした。

まさか曲がり角でぶつかったあの女性の名前を仕事上の書類で見かけることになるとは。世間は意外と狭いものです。

小岩井いわく桜井さんは流通システム室次期室長のリアルエリート。しかも金髪碧眼で長身のハーフイケメン。リアルでもリア充でおかしくなさそうな風貌です。

しかしいつも小岩井とご飯を食べているし、口調も行動も優しげだから案外不器用でプライベートは充実していないとかかしら。

この焼肉も夕方で「休憩中」で「仕事に戻る」と言っていることから、期待の若手エリートで今は仕事が忙しく女性には縁のない生活なのかもしれません。

盛岡森子=もりもりちゃん

小岩井は前の会社で森子とは違う部署で働いていました。仕事上の電話でからんだことがあるらしく、しょっぱなから「もりもりちゃん」とか呼んだりして深夜のテンションです。

と思ったら回想シーンの時計は夜の11時。本物の深夜残業でした。ぽつんと真っ暗なオフィスに残って仕事をしている森子。

他の同僚の仕事を引き受けて、こんな時間から処理しようとしています。ああもう絶対社蓄だこれ。つらい。

森子は電話の声でも分かるくらいに疲れていました。小岩井もそれに気づいてさらりと指摘します。気を付けてはいたのに電話口で悟られてしまい、思わず涙声になってしまう森子。

「すみません、すみません…」

震える声で小岩井に謝る森子の気持ちを思うと胸が苦しくなってしまいます。たったひとりでこんな夜中まで仕事をしていて、張りつめていた緊張の糸が切れたのでしょう。

「まわりに人がいないなら泣いちゃいなよ」

電話口で泣いてしまった森子に、あくまでも明るくふるまってくれる小岩井の優しさが身に沁みます。

小岩井もこんな時間まで仕事をしているのでお互い様ですが、小岩井のほうはこの日たまたま遅くなったのかな。

こういうときに深刻になられるといたたまれないから、小岩井の明るい対応には救われます。

森子の友人関係は?

iPadで松風物産の社内報を見つけた小岩井は、そこに写っているきちんとお化粧した森子の制服姿の写真を桜井さんに見せました。

髪を束ねデキる美人OLという雰囲気で微笑んでいる写真の中の森子を見て、曲がり角で肘鉄してしまったあの女性だと確信する桜井さん。

すっぴんの森子を見ただけですが、化粧した顔を見てもピンときているからもともとの美人設定は伊達じゃないということでしょう。森子の口元のほくろもセクシーです。

ちなみにお隣に写っていた同じシステム課の池田理々花さんという女性は同僚でしょうが、この人は森子とどういう関係だったのかな。

嫌な人じゃないといいなあ。年齢も森子とそう変わらなさそうだし、同じ部署でお互いに助け合っていた元同僚であってほしいものです。

森子は今は誰とも個人的に連絡をとっていないようなので、仕事が忙しすぎて友達関係も希薄になっているのではないでしょうか。

平日の仕事で疲れ果てていると、休日はもう友達と会うよりもひたすら寝ていたいと思ってしまうから、森子の気持ちが分かりすぎてイテテテテってなっています。

仕事を辞めて時間に余裕ができてネト充しつつ、リアルでも人間らしい生活が取り戻せますように。祈るような気持ちで森子を見てしまいます。

「綺麗だよなあ。今何してるのかな?会いに行っちゃおうかな~」

小岩井のセリフに動揺して箸を落とす桜井さん。

箸を使って小芝居をする小岩井とのやりとりって、物語上何か大きな意味があったりするのかな?ただの遊びだとは思いますがちょっと蛇足な気もしました。

小岩井と桜井さんはただの仕事仲間ではなくふざけあったりできるような友達同士ですよ、という2人の良好な関係を強調したかったのでしょうか。それとも何かの伏線?色々と考えてしまいます。

森子を気にするコンビニの大学生

文面を考えて桜井さんにお断りメールを入れた森子は、ひと仕事終えた後のようにすっきりしていました。嬉しそうな森子を見ているとこちらも明るい気分になります。

いつものコンビニに通う足取りも心なしか軽く、アルバイトの藤本和臣(CV寺島拓篤)もそんな森子のことが気になっていました。

常連さんの顔は覚えるもの。とはいえフリドメールのためにウェブマネーを買っていく森子のことは特に気になるようで、ちらちらと視線を送っています。

この藤本くんがネトゲ内では誰なのか。リアルの髪の色が緑色なのでどうしてもネトゲでもグリーンが基調色になっているカンベを連想してしまいます。

でもカンベはしっかりしていて言動が社会人っぽいし、うーん難しい。決定打がほしいようなもう少しふんわりさせておきたいような不思議な気分です。

森子がいつも買うのは缶ビールとスナックパンとポテチなど。ジャンクなものほど美味しいんですよね。

特にスナックパンって作業しながらさっと食べられるから便利で大好きです。種類も今は豊富でコンビニでもスーパーでも陳列棚を見ているだけで楽しくなります。

レジで森子に話しかけたそうな藤本でしたが、後ろのお客さんに気づいて声をかけられませんでした。あーあ残念。

大学生の男の子からすると同じゲームをやっている常連の綺麗なお姉さんというのは高嶺の花という感じなのかもしれません。森子を見るときちょっと頬を染めていたりして、こういうの甘酸っぱくてムズムズしますw

リリィさんからの高価なプレゼント

悩みがひとつなくなり、心置きなくネトゲに集中できる森子はご機嫌でログインします。ぽこたろうさんも最近林が悩んでいたことを気遣ってくれました。

すると突然リリィさんからプレゼントが届きます。開けてみるとかなり高級そうな装備服。もらっちゃったら何かお礼しないといけないと林は戸惑い気味でした。

「男として引け目を感じてしまうよね」

ぽこたろうさんの言葉に、林の脳内の妄想映像が一昔前の少女漫画になっていて笑えます。ぽこたろうさんまで作画がおかしくなってるw

昔ゲームを始めたころ、今の林と同じようにnicoさんから高価なプレゼントをもらったぽこたろうさん。

nicoさんとは今もお互いに応援し合っている良い関係を築いているようです。

「リリィさんの下心って何かな?って考えてみればいいよ」

ぽこたろうからのアドバイスに「下心って!?」とプチパニックになる森子。またもカーペットをコロコロ掃除しながら悶々としますが、結局答えは出ませんでした。

声もぴったりですが、使われているBGMも各シーンに合っていていいですね。

リリィさんの下心とは!?

林の服装を見て、自分のプレゼントしたものを着ていないことに気づいたリリィさんは少し残念そうです。

「林さんの趣味とは違ったかな」

押し付けがましくないところもリリィさんの性格の良さでしょう。かわいいなもう。

林は何と言ってよいか分からず、またも思ったことをそのままストレートに口にしてしまいました。

「これって何か下心があるのかなって…」

下心なんて、と口ごもるリリィさんになぜかちょっぴり残念そうな林。なんだこの甘い雰囲気は。くっつく前のいちゃいちゃにニヤニヤがとまりません。

「(下心が)ないとは言いきれませんが…」

ゲームを始めた当初、かなりのお誘いがあったリリィさん。

ギルドに入ってからもルックスの可愛らしさに加えて支援職という仕事柄、個人的なラブコールが絶えませんでした。

そうなると他のキャラクターから嫉妬されてしまいトラブルが続出します。

ゲーム内でもそういうことがあるんですね。嫉妬したり執着したり、バーチャルな世界とはいえ感情からは逃げられないのが人間という生きものなのかもしれません。

人間関係が難しくなって嫌な思いをしても、それでもゲームを続けたかったリリィさん。

実はリリィさんは昔やっていたゲームでとても素敵な出会いがあり、またそんな出会いをしたいなと思っていたのでした。

森子も昔やっていたゲームで仲が良かった人がいて、ログインしない期間にサービス停止になって会えなくなっちゃったんですよね。

これはもしや、その相手がリリィさんということでしょうか。こんな偶然あります!?でもだとしたらそれこそ運命です。

結婚しました!!

モテてしまいトラブルの絶えない状態ではゲームを楽しむことができません。カンベに相談したリリィさんは「カンベの相方」ということにしておくようアドバイスされます。

誰かひとり決まったパートナーがいれば、かわいいからとよこしまな気持ちで声をかけてくる人もいなくなります。

カンベの仮の相方という設定でリリィさんは難を逃れることになりました。

そんなことがあって以来、ゲーム内で特定の誰かと仲良くなることが怖くなっていたリリィさん。しかし初心者の林が本当にゲームを楽しんでいて、一生懸命な姿に心惹かれていきます。

「林さんの相方になりたいんです!」

リリィさんの渾身の告白キター!これはもうそういうことでいいんですよね?ゲーム内ですがお付き合いっていうか結婚したみたいな感じでOK!?

モニタの前で赤面する森子と一緒にキュンキュンしてしまいます。

「林さんが一番一緒にいて落ち着くんです」

リリィさんは林と装備もお揃いにしたかったようで、かわいらしい乙女心に心臓を鷲掴みにされてしまいました。桜井さん恐ろしい子。

林がクリスマスにプレゼントしたバラのブローチもちゃんと付けてくれています。こういうの地味に嬉しいですよね。

ギルドメンバーの皆も木陰から一部始終を見つめていて、2人が相方になったことを祝福してくれていました。優しい世界にほっとします。

キャーキャーと盛り上がってしまいましたが、リリィさんは林を男だと思っているわけだからちょっとひっかかる気も。リリィさんは林が男でもいいということなのかな!?wもうどっちでもいいや。お互い幸せみたいだし。

するとラストでリリィさんの中の人の頭部だけが映ります。やっと出た!リリィさんの中の人。

引きまで完璧な第3話でした。

まとめ

キュンキュンする~!

リアルの森子もベッドで抱き枕と一緒にゴロンゴロンw

こういうの恋っていうのかな…とか言いつつ「三十路が何を言ってるんだー!」とセルフつっこみで身もだえしていて、笑っちゃ失礼だけど笑ってしまいました。

リリィさんは女の子だし恋愛的な何かがあるわけではないし第一相手はネットの人。でも嬉しくて舞い上がってしまう森子になぜかじーんときます。

リリィさんと森子が昔のゲームでも繋がっていたのは濃厚だし、ゲーム内のほのぼのした空気感やギルドメンバーの温かさといい、キラキラと幸せで優しい世界に心が温まりました。

ギスギスしたバトル系アニメもいいですが、こういう日常系の優しいアニメもいいものです。森子と一緒にゴロゴロしてキュンキュンできるのが楽しいです。

森子はリリィさんを女性だと思っていて、実は違うっていうのを視聴者はみんな知っているっていうのがたまりません。

桜井さんはさらっと女性を食事に誘えるくらいだから遊び慣れているのかと思いきや、冒頭で森子からのメールの返信が来たことくらいで動揺していたのを見るとそうでもないのかな。

ピュアなイケメン男性ということでしょうか。だとしたらステキです。あのルックスで中身は純情だとかぐっときますね。

弱っているときにふと見知らぬ人に優しくされると涙腺が刺激され思わず涙ぐんでしまったかつての森子。

退職の事情もなんとなく分かってきて心の闇が見えてくると、今ネト充している幸せそうな姿にほっとしたような穏やかな気持ちになります。はてしなくネト充して爆発しちゃってほしいです。

ああ私も会社辞めて遊びたい!

実際にはそうはいかないのでせめて森子の幸せを全力で応援したいと思います。

4話も楽しみです。

【ぎゃあバレた!】ネト充のススメ4話 感想

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