【TV未放送】ネト充のススメ11話 感想【ネタバレ】

ネト充のススメ

ネト充のススメ11話の感想です。

ディレクターズカット版ブルーレイBOXの特典としてテレビ未放送だった幻の11話。ファンならば見て損はない内容になっていました。

一言でいうと、森子と桜井さんが幸せたっぷりでリア充爆発してましたw

11話の前半は桜井さん森子宅へ行く「リア充のススメ」で、後半はリアルとゲームが繋がった「森子がフリドメールにログインしました」の2本立てです。

桜井さん&森子のピュアなアラサー2人にときめきが止まりません。もう付き合っちゃえよー!と何度も叫びだしそうになりました。素晴らしい番外編をありがとうございました。

最終回の感想はこちら。

【至福】ネト充のススメ最終回10話 感想

※ネタバレ注意です。

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夢のお宅訪問です

冒頭から唐突になぜか森子の家を訪れる桜井さん。えっもうそんな仲に!?ひとり暮らしの女性の家に行くような関係に進展済み!?とドキドキ。最終回10話で手をつなぐだけでガチガチの2人にいったい何が。

桜井さんの手には大きな段ボールがあり、どうやらここまでタクシーで運んできたようです。一緒に段ボールを持とうとする森子ですが、女性には重すぎて持てません。言い出したはいいけどまた空まわったようで、森子は赤面してうつむいてしまいました。

そこへ「じゃあ俺のカバンを持ってくれますか?」という桜井さんの森子へのナイスフォロー。優しさにあふれる桜井さんがかっこよすぎます。

家に招き入れて緊張気味の森子。桜井さんもかなり固くなっているようです。どうしてこんなことに!?いや進展があったならステキなことなのですが。

一緒に行きますよっ喜んで!

お宅訪問は、森子のパソコンの調子が良くないことが話の発端なのでした。ニートになって昼夜を問わずにゲームで酷使していたため、パソコンを新調することにした森子。

「よかったらパソコンを一緒に選んでもらえませんか?」

「一緒に行きますよ!喜んで!」

遠慮がちに電話する森子に食い気味に返事をする桜井さんが必死で楽しすぎました。しかも自作のパソコンを組み立ててくれるそうで、頼りになる彼氏感たっぷりです。

あれから普通に困った時に電話をしたりはできるようになっているんですね。まさに友達以上恋人未満のような関係なのかな。

森子はあわてて部屋を掃除します。一応何があるか分からないからお風呂場までw確かにこの間雨が降って桜井家でシャワーを借りましたからね。万が一のためにも水回りはしっかりと掃除しておくに限ります。

ベッドを見て真っ赤になってドタバタする森子がピュアすぎておもしろいです。ベッドは普通に布団を敷いておくのが一番でしょう。

ラッキースケベ発動

ちゃんとした理由があっての今回の森子宅への訪問。桜井さんも内心ドキドキしながらはじめての森子の家に上がりました。お互い初々しいのがいいですね。とてもアラサー男女とは思えません。

桜井さんが組み立ててくれている間にお茶を入れて待つ森子は、頼りになる桜井さんの広い背中に思わず見とれてしまいます。お茶は案の定、湯飲みから溢れて慌てる森子。

いち早くそれに気づいた桜井さんが「大丈夫ですか!?」と手を差し伸べようとした瞬間、椅子の足に躓いてしまいました。

森子をベッドに押し倒してしまう桜井さん!

キター!絵にかいたようなお約束のラッキースケベです。思わず見つめあう2人。口を開きかけた瞬間、これまたお約束のピンポーン。KYな呼び鈴が鳴って2人は慌てて離れてしまいました。

邪魔な誰かは単なる怪しい訪問販売のような宗教団体のような訳の分からない人たち。くううこの人たちのせいでせっかくの甘い時間が…!こういうお約束って大好きなのでニヤニヤしながら見てしまいます。

ところで桜井さんが組み立てたときにちらりと映ったパソコン内部の作画が神ってました。さすがブルーレイ特典映像。力の入れ具合そこ!?っていうくらいガッツリな作画でした。すごい。

温泉に誘われた!?

新しいパソコン、その名も「盛岡スペシャル」の組み立てが終わって、さっそくフリドメールにログインする森子。リリィさんと一緒に遊びたいところですが、それだと桜井さんが家に帰らないといけません。

複雑そうな森子に、桜井さんはこんなこともあろうかとノートパソコンを持参していました。これで森子の家で一緒にプレイできます。

嬉しそうな森子。ログインしてきた桜井さんと一緒にひとつのクエストをクリアします。ゲーム内のご褒美にはなんと温泉が解放されました。一応男女だからかリリィさんは水着を着ての混浴です。林も海パンを履いているのでしょうね。

林&リリィさんが温泉でほのぼのまったりしていると、リアルでも桜井さんと森子が「温泉いいですね。入りたいですね」「ええ」と何気なく盛り上がります。

ところがもしかしてこれはお誘い!?と言って言われてそのあとで気づく2人。一瞬気まずい雰囲気になり、さらにテンパった桜井さんが慌てて口を開きました。

「温泉行きませんか!?泊まりならゆっくりできますっ」

パニクってさらに爆弾を落としてしまう桜井さん。もうドツボです。でも何かきっかけがないと前に進めそうにないスローペースな2人なので、もうこれくらい言っちゃってもいいんじゃないでしょうか。

しばらく恋の経験もない森子は「温泉泊まり」のワードにぐるぐるとこちらも大パニック状態です。桜井さんは苦し紛れに「小岩井さんと一緒に!」と付け加えてしまいました。

結局2人でのラブラブ温泉旅行ではなく小岩井さんも含めた3人の旅行ということで、森子も一応の了承をします。これがドラマCDの温泉話に繋がるわけですね。

森子がフリドメールにログイン

後半いわゆるBパートは、なんと森子がフリドメールに迷い込んでしまうというファンタジーなお話です。いいないいな。みんなの夢ですよね、一度お気に入りの二次元に入り込んでみたいっていう。まあ夢オチ決定ですけどw

ネトゲしていて寝落ちしてしまった森子が目覚めると、周囲は見慣れたゲームの景色が広がっていました。

「これってまさかフリドメールの中!?」

ひとり絶叫する森子は、部屋着のままゲーム内にいるものだから浮きまくっています。混乱しているとクエストが届きました。そこには「さくら姫が魔王にさらわれてしまったため、勇者モリモリ(森子)が助けるように」という指示が書かれています。

さくら姫とは桜井さんで魔王様は小岩井さん。小岩井さん、サラリーマンから異例の大出世です。しかもノリノリw

モリモリは魔王と戦うべくモンスターに立ち向かいますが、初期装備がショボすぎて話になりません。モリモリのあわやというピンチに現れたのは、なんと林でした。

「お嬢さん、お怪我はありませんか?」

レディのピンチに颯爽と現れて助けるとかさすがイケメンです。モリモリも一瞬林にときめいて、自キャラにドキドキしてどうするんだと自分につっこんでみたり。

事情を説明した森子は、成り行きでリリィさんと林と一緒にクエストに臨むことになりました。

「モリモリさんはどこか他人の気がしないんです」

林がなぜかそう感じたようでぼそり。そりゃそうでしょう。目の前にいるのはあなたを作った張本人なんですから。

ビキニアーマーはあの人の手に

装備を整えるべくお店に入ったモリモリは、そこでなぜか藤本と出会います。藤本はこの装備屋さんで働いているという設定のようです。店にはカンベやライラックもいてもはやカオス。現実とゲームが交差してキャラ勢ぞろいが楽しいです。

装備屋では特別ガチャが開催されていました。1等のビキニアーマーが魔王の弱点なので、何としても手に入れなければいけません。

ビキニアーマーとはまんま水着のビキニのような際どい露出の衣装です。アラサーにこれはキツいw

ガチャ運のないモリモリは1等は当てられず普通の装備でクエストに出かけます。藤本も道具屋として商魂たくましくついてくるという謎展開。しかも藤本だけ普段着とかじわじわきます。

悪の四天王にはポコ太郎さん、ヒメラルダさん、Nicoさん、そしてハルミという四人衆ですが、あっさりと倒して魔王と対面することになりました。出番なしかなと思っていたキャラも出てきて、オールスター夢の競演が嬉しいです。

魔王を倒してさくら姫を助けるためにはビキニアーマーを着用しなければなりません。藤本がちゃっかり持参していたため、モリモリに着るように頼む林&リリィさん。

この世界の平和を守るために!と懇願されるもモリモリとしてはこんなギリギリな衣装は着たくありません。

困っているモリモリを見かねたさくら姫は、とうとう決断しました!そう、誰も勇者がビキニアーマーを着なければいけないとは言っていません。誰が着てもいいのです。つまりさくら姫でも。

神々しい光を身にまとい際どいビキニアーマーを着たさくら姫w

モリモリのピンチを救うためとはいえ、かなりお目汚し的なビジュアルになってしまいまうため黒歴史ですね。桜井さんお疲れ様です。

さくら姫の雄姿により小岩井魔王は無事に消滅し、一件落着。急いで恥ずかしすぎるビキニアーマーを脱ごうとするさくら姫ですが、これがなぜか脱げません。

実はこのビキニアーマー、脱ぐことができない呪いの防具だったのです!一生脱げないビキニアーマーに、さくら姫(桜井さん)の絶叫がこだまするのでした。

桜井さんも森子と同じように寝落ちしていたんですね。桜井さんにとっては悪夢でしかありませんが、微笑ましいファンタジーに十分楽しませてもらいました。

まとめ

至福の番外編でした!

前半のラッキースケベ展開にうひょーってニヤニヤしながらテンションが上がって、後半のコミカル展開にはほのぼのと笑わせてもらいました。

桜井さんも森子も、お互いの家を行き来することが自然になっていくといいですよね。この後もスローペースに赤面しながら少しずつ関係を進めていって、きっとお互いにかけがえのない人になっていくのでしょう。

ネトゲでもリアルでも繋がって、世界が広がっていくってすごいことだなと改めて思いました。

後半の夢オチファンタジーはネト充のススメの世界ならではのファンタジーで終始おもしろかったです。桜井さんは安定の不憫キャラでした。

小岩井さんの中の人・前野智昭さんのお芝居もノリノリでコミカルで楽しかったです。今回一番楽しんでたんじゃないかなw

前野さんも櫻井さんも正統派二枚目役だけじゃなくて、こういうチャラ男系やちょいへたれ系などもとても自然で、声優さんってすごいなと感じました。

もちろん森子役の能登さんあってのネト充のススメなので、能登さんには感謝と感激で惜しみない拍手を送りたいです。ジタバタおたおたする森子の心の声が秀逸でした。

これまでのキャラクターが少しだけでも出てきてくれて、時間の関係で本編で活躍しきれなかったキャラがもったいない気もするので、このブルーレイがたくさん売れて次につながるといいですね。

幸せな番外編をありがとうございました。

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