【夏目友人帳5期】アニメ全話感想【11話最終回更新】

アニメ「夏目友人帳」5期の全話感想です。

夏目と妖怪たちの心温まるストーリーと、ニャンコ先生のかわいさにまた会えると楽しみにしていました。秋の癒し系アニメ枠です。

5期までかなり間が空いたのであきらめかけていましたが、このままずっと6期7期と続いていくといいな。

私のスペックとしては、これまでのアニメは全部見ていましたが記憶が薄れているところもあり、原作は途中まで読んでいるという状態ですがこちらも詳細は忘れているので、今回のアニメ5期は新鮮な気持ちで見たいと思います。

放送後に少しずつ追記してく形になりますが、完全な個人ブログなのでゆるい感想になります。

もくじの各話をタップorクリックするとスーッとその話数の個別感想に飛べます。

※ネタバレ注意です。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

原作漫画 夏目友人帳

1話の感想 変わらぬ姿

タイトルは夏目やニャンコ先生のことも指しているのかなあとじんわり。夏目のクラス田舎の緑豊かな風景も変わっていなくて感動しました。

レイコさんにそっくりでしょっちゅう妖怪に見間違えられる夏目。レイコさんが勝負に勝ってその名を友人帳にしたためたものを遺品として預かり、妖怪たちに名前を返していくという日々を送っています。

レイコさんがどうやって身を守っていたのか考える夏目。いつもひとりで笑顔のイメージのレイコさんですが、結婚せずに夏目の母親を生んだそうです。そのお相手に関しては分からないまま。今後少しずつレイコさんの謎も明らかになっていくのでしょうか。

レイコさんのことを知りたい夏目ですが、あまり焦らない方がいいんじゃないかな。クラスメイトの愉快な仲間や、田沼という理解者もいます。

夏目の今の両親もとても善良ないい人です。「行ってきますとただいまはきちんと言いなさい」と言う滋さんの言葉は温かくて愛に満ちていました。

今の家族を宝物だと思っている夏目が、とてもいじらしくて健気です。まだ高校生ですが過去には辛い思いをしていて、藤原家に来るまでにいろいろありましたもんね…。

レイコさんいは笑顔でいてほしいけれど、亡くなってしまった今はもう何もしてあげられない。そう思って物憂げな表情になる夏目は心優しい高校生に成長しました。

妖怪も悪いやつばかりではなく夏目に協力的(?)になったりもするから共存の道を探りたいものです。

妖怪を恐がらないレイコさんは変わり者として暮らしていたようですが、恋人がどんな人だったのかも早く知りたいところ。

2話の感想 悪戯な雨

傘を貸してくれた女の子に赤面する西村くんがかわいい。この女の子がキーになる人なのかなと思っていたら違いました(笑)ドンマイ西村くん。

昔タオルを貸してくれた人間を探す妖怪の小さい女の子。だけど人間と妖怪では寿命が違います。なんだかんだと巻き込まれて人探しに協力する夏目はお人よしというか世話好きというか。

街中の人込みで、はぐれないように手をつないであげる夏目は妖怪との関わりにさすがに慣れてきました。でもそれを差し引いても夏目は年齢のわりにはとても落ち着いていますよね。

昔青年だった男性は今は歳をとっていて、女の子の妖怪のことも忘れていました。時間の流れが違うというのは切ないですね。でも人間は寿命があるからこそ、生きている時間を有意義に過ごそうとするのかもしれません。

女の子のことは忘れていても無意識のうちにタオルを渡すおじいさんに感動。女の子にとってはたった一度の見える人間との唯一の交流に胸を焦がしていましたが、最後までそれが良い思い出であって良かったです。

3話の感想 祓い屋からの手紙

わあ、名取さんが出てきました!相変わらずキラキラしたイケメンです。表向きには。高級マンションに暮らしていて、さすが売れっ子俳優です。

祓い屋一門の的場さんからの手紙が読めなかったけれど不吉すぎて…。と思ったらふらりと夕暮れ時に現れてビビりました。美声がゆえに余計に怪しい。

夏目を呼び出して水辺で脅し、じゃなくて相談をもちかけるシーンが美しくて怪しくてうっとり。夕暮れ時の色合いも雅です。こういう風景もやっぱり素敵な夏目友人帳が好き。

最近祓い屋を狙って襲うという事件が多発していて、祓い屋の中に怪しい動きをしている者がいる様子。そこで祓い屋を一か所に集めておびき寄せようと、的場は夏目に協力(という名の脅し)を申し出ました。

苦戦している的場は祓い屋ではない夏目の力を借りようとしてやってきたということですね。

またやっかいごとに巻き込まれそうな夏目は、塔子さんや滋さんとの今の穏やかな生活を守ろうとして自分が危険な目に遭うという試練を背負っています。

的場さんにはまだ友人帳の存在は知られていないので秘密は死守しなければ。ニャンコ先生が一緒とはいえ心配です。

藤原家の炊き込みご飯に、もれなくきのこたっぷりの炊き込みご飯が食べたくなりました。

4話の感想 連鎖の陰

夏目の肩に乗っているニャンコ先生がかわいくて、なんだかんだこの2人がそばにいると安心します。

的場邸の別宅が大きくてビビる夏目。こういうところはいつまでも普通の高校生っていう感じで素直なのがいいですね。

妖怪が見えるからといって自分は他とは違う特別な存在だと特権階級意識を持ったり、変に世の中を達観したりしないところは夏目のすごさだなあといつも思います。

至ってフツーの10代の感覚を忘れない夏目は、妖怪たちにとって脅威にもなれば安心材料にもなる。

逆にそこに悪い大人がつけこむことももちろんある。今回の的場さんのように。

的場の一門に入らないかと誘われる夏目ですが、この屋敷にすら長居はしたくないと眉をしかめます。

ニャンコ先生も張り巡らせた結界の影響で酔っ払いの中年のよう(夏目談)になっていたりとなかなか大変そう。

夏目は自分のために、自分が守りたいものを守るために、何とどう戦っていけば守れるのかを知るために的場さんに協力することを了承。

名取さんや、家族や友人たちとの今の穏やかな生活を守りたい。やはり夏目の原動力になっているのはいつもそのことです。

夏目は的場の式に変装をして犯人捜しを開始。的場さんは何度か夏目に一門への勧誘を試みますが、夏目は俺には俺の繋がり方があるんです!とキッパリ。よく言った。

斑(まだら)の姿になったニャンコ先生は久しぶりに見た気がしますがやはりかっこいい。猫の時もいいけどこっちもいいなあ。これぞギャップというやつですね。

祓い屋のなかでもいろいろあって一枚岩というわけにはいかない。どの世界もみんなで力を合わせてというわけにはいかないのは人間の愚かしいところでしょう。

的場さんが右目を狙われ続ける限り彼は的場一門を守れる。うーん彼には彼の一族への思いや美学があるということで、ちょっとだけ的場さんへの見方が変わりそうな4話でした。

5話の感想 結んではいけない

多軌ちゃん回の第5話。妖怪が見えないながらも気配を感じとって、おじいさんの残した陣を使ってなんかしようとする多軌。

迷い込んだ妖怪はそのおかげで外に出ることができましたが、人間と交流を持ったことで離れがたいと思ってしまい思慕の情を持ってしまう。

本来は妖怪と人間は相容れない存在です。寿命の違う者同士で本来は結んではならない縁を結んでしまった妖怪と人。

ひょんなことから持ってしまった交流が、生涯の忘れがたい思い出となるのはいったいどちらなのでしょう。

妖怪からは人が見えますが人からは妖怪が見えません。人の記憶は薄れゆきますが妖怪には鮮明にその記憶が残ります。

美しい景色を共に見たい。移りゆく季節を共に過ごしたい。叶わぬ願いに胸を焦がす妖怪の姿が切なくて哀しくて。

門の前に置かれた花の枝を嬉しそうに見つめる多軌の表情が幸せそうで、よけいに切なくなりました。

ニャンコ先生の女体化バージョンと、猫バージョンをもふもふする多軌ちゃんはかわいかったです。

6話の感想 音無しの谷

いきなり冒頭から妖怪に襲われる夏目。喉をつぶそうとか夏目は割とぶっそうなことを妖怪に言われたりされたりしますが、慣れっこなのか高校生にしては肝が据わっているのか、焦りはしますがパニックにならないのがさすがレイコさんの孫です。

結局声が出なくなってしまい筆談する夏目。いちいちつっこんだりするのに筆談だと辛いですね。

日本語を話せるけど読めないあやかしがレイコさんと間違えて夏目を助けてくれますが、ニャンコ先生もちゃんと(?)探しに来てくれました。なんだかんだいいコンビです。

レイコさんとの楽しかった思い出を胸に秘めたあやかしを見ると、レイコさんの生前の姿をもっともっと知りたくなりました。

声が出なくなって塔子さんや滋さんに心配される夏目。塔子さんにおでこの熱を測ってもらったりと本当の親子のようなスキンシップに、ちょっと恥ずかしそうな夏目が年相応でかわいいです。

夏目のために、はちみつ大根シロップを作ってくれる塔子さんが素敵なお母さんすぎてジーン…。夏目が温かい人たちと出会えて良かった。はちみつ大根シロップのビンに「貴志」とメモが書いてあってほっこりしました。

こういう家族の温かい交流は、寒くなってくると余計にじんわりきますね。風邪を引いても自力でなんとかしなければいけない社会人には身に沁みます。

夏目には人間にも妖怪にも相談できる人が増えてきて、敵ばかりじゃなくなりつつあるというのもいいなあと思いました。

6.5話の感想 ニャンコ先生とはじめてのおつかい

7話の前にちょっと小休止でニャンコ先生大活躍の特別編6.5話。完全新作ではなく雑誌LALAの読者プレゼントだったものが今回放送になりました。そういえば私もアニマックスで見たような記憶がうっすらあります。

迷子になった人間の子供たちをなんだかんだ世話するニャンコ先生。夏目にもですが、本当はとても力のある妖怪であるニャンコ先生が小さい人間にふり回されるのがいいなあ。

ニャンコ先生がたぬきに見える双子のちびっこ兄妹2人もかわいかったです。お兄ちゃんである男の子の声優は河城英之介くんという子役で、やんちゃな少年ぽくてぴったりでした。こういう子いそうだなあって。

ニャンコ先生が夏目のことを鉛筆のような身体とか言ってて思わず笑ってしまいました。確かに夏目は高校生の男の子にしては細身で華奢な体つきです。レイコさんに似たのでしょう。

とんぼを追いかけて夏目とはぐれるニャンコ先生も子どもなんだか大人なんだかわからなくなりますが…。

名取さんも食べていたぱくりんチョコがおいしそう。ブラックサンダー系のチョコですね。こういうの子どもの頃はよく食べました。

今もチョコは食べますが、どちらかというと一口サイズのダースとかアルフォートのような箱入りのチョコを食べることが多くなったので懐かしいです。

最後にニャンコ先生と一緒に家に帰ってくる塔子さん。滋さんもですが、藤原家の人とニャンコ先生の組み合わせって何か特別な感じがしてほほえましいですね。

おかえりなさいと穏やかな表情で言う夏目と、塔子さんの優しい笑顔に最高に癒された6.5話でした。

7話の感想 遠い祭り火

田沼回といってもよさそうな第7話。高校生が温泉宿にお泊りに行くというのに女子メンバーが誰もいないということがいっそ清々しいですね。安易にお色気に走らない夏目友人帳が好きです。

田沼の遠い親戚の温泉宿に男4人で訪問する夏目。用心棒として付いてきたニャンコ先生に、ニャンコ先生が好きそうなお酒のおつまみを用意してあげていた田沼がとてもいい子です。

小さい頃体調を崩してこの温泉宿でお世話になることが多かった田沼は、イトさんという近所のおばあさんに何かと気にかけられ育ちました。

だけどこのイトさん、実は祭りを執り行う神社を護っている妖怪。そしてそのことが夏目にバレたため、姿を変えて町を出ていこうとします。誰にも言わないからここにいてほしいと必死な夏目。

夏目としては田沼の好きな人たちを田沼から切り離すようなことはしたくなかったのでしょう。友達である田沼を想い秘密を保持する夏目の優しさにほろり。

田沼のほうもイトさんのことを薄々感じ取っていました。今回夏目を連れてきたのは友達ができたことをイトさんに知ってほしかったから。

あああダメだこういうの。じんわり泣けてくる…。大人になるとどんんどん涙もろくなってしまいますね。

子どもの頃、身体を壊しがちでいつもどこか寂しげだった田沼。高校生になって分かりあえる夏目という友人ができ、孤独なだけの少年ではなくなりました。

お世話になったイトさんに自分の変化を知ってほしい。もう大丈夫だと安心してほしい。友達もできて成長した今の姿を見てほしい。

優しくしてくれた思い出のある土地、そして世話になった人に自分の今の姿を見せたかった田沼。それが何よりもの恩返しにもなります。

藤原家と出会い田沼や西村や北本などの友人ができ、孤独ではなくなったのは今の夏目も同じこと。いい友達ができたと言って微笑んでくれる田沼の照れくさそうな姿に、夏目もこみ上げてくるものがあったに違いありません。

ひとりで床上から見るしかなかった祭りの火を、今度は友達4人で見ることができてよかったです。もう誰もひとりぼっちじゃないよ!(号泣)

8話は高校生の頃の名取さんのお話です。10代の名取さんもかっこいいですね。同じく高校生の的場さんも出てくるようで楽しみです。

8話の感想 歪みなき世界

みんな大好き、名取さんの高校時代のお話です。10代の頃のちょっと幼い名取さんもイケメンです。メガネ似合っていていいな。

祓い屋一家に生まれて家族からも受け入れてもらえなかった名取。見えないものが見えることを誰にも理解されず、学校でも浮いた存在としてどこか所在なさそうです。

ある日偶然知った祓い屋の会合で、同じく祓い屋の一族に生まれた的場と出会います。こちらもちょっと幼い感じの高校生で初々しい。なんだか新鮮です。

強い力を持つ的場となぜか組みかけることになった名取ですが、結局的場とは決定的に違う道を選ぶことに。

的場さんが1学年上の名取さんに最後まで敬語で丁寧な扱いだったのが印象的です。

名取さんも的場さんも人気キャラだとは思うのですが、夏目友人帳のキャラはレイコさんを筆頭に人間も妖怪も魅力的で、それぞれをもっと知りたいと思ってしまいますね。

9話の感想 険しきをゆく

のっけから妖怪に追いかけられる夏目。お約束みたいになっていますが本人には災難です。ニャンコ先生が来るかなと思ったら、パンチで退けるとか夏目も逞しくなりました。

しかしうっかり、しいたけのような容貌の小さな妖怪に傷をつけてしまい、成行きから妖怪探しを手伝うことに。

尊い身分の妖怪「朱遠(しおん)」と小さな関わりを持ったことから、ずっと朱遠の仙術修行についていきたいと朱遠の一行を探していた小さなしいたけ妖怪。

夏目に協力してもらいながら、朱遠の一行が通り過ぎるのを待ち構えていると、何か貢物が必要であることを耳にしました。

人間の子どもを貢物として差し出せばよいと聞き、迷うしいたけ妖怪。朱遠様の一行に声をかけるも、結局夏目を差し出すことができず、険しい道ゆえに修行にも同行させてもらえませんでした。

しいたけ妖怪は「三ツ皿」という名前のようですね。

あきらめかけたその時最「修行する時間を与える」と、修行内容をしたためた書物を持ってしいたけ妖怪のところに一瞬戻ってきてくれた妖怪がいてくれて救われました。

夏目としいたけ妖怪の微笑ましい交流の中で、しいたけ妖怪にも夏目への情を感じるようになっていった。

妖怪と人間、妖怪と妖怪、そして人間と人間であっても「情」や「思いやり」や「優しさ」が温かな交流から生まれてくるものなのでしょう。

「それっぽい格好をして最初からいましたよという顔で列の最後についていく」とか「遠近法でなんとかなる」とかちょいちょいくすっと笑える三ツ皿とのやりとりも楽しかったです。

ニャンコ先生が「しょせん住む世界が違う。一緒にいたいなどとあがいてもどうにもならんことはある」と言っていましたが、でも夏目とニャンコ先生だって本来は妖怪と人間で住む世界は違うけど一緒にいるわけで。

何だかんだと妖怪がらみのやっかいごとに巻き込まれるも、妖怪を一方的に悪と決めつけたりせず協力しあう夏目。

手探りながらも両者がうまく共存する方法を模索しようとしているようで、そんな夏目の姿には頭が下がる思いです。ニャンコ先生も夏目のそういうところが気に入っているからそばにいるんだろうな。

次回は大いに滋さんと塔子さんのお話。また泣かされそうな予感がします。

10話の感想 塔子と滋

夏目の昔の話には泣かされることが多かったんですが、10話もやっぱり泣かされました。塔子さん目線の夏目を引き取るまでのお話です。

昔の友達と一緒に小旅行で羽を伸ばしているとき、ふと自分がいなくなったら滋さんはどうするのだろうと考える塔子さん。

逆に滋さんがいなくなったら自分はどうするのだろう、と自問自答して眠れなくなってしまいます。

田舎の大きくて古い家で、お互いに寄り添うように静かに仲睦まじく暮らしてきた2人。

ふたりぼっちの生活は静寂に包まれ穏やかに過ぎていきますが、ある日滋さんが遠縁のお葬式で痩せっぽっちの夏目を見かけます。

自宅に帰っても、使っていない部屋を掃除したりといつもとはちょっと違う雰囲気の滋さんに塔子さんも不思議顔。

滋さんはとても悩んだ末に夏目を引き取ることを提案し、塔子さんはそれを受けいれました。

子どものいない塔子さんと滋さんにとって、静かに暮らしてきたこの思い出の家に他人の子供が入ってくるということは大きな生活の変化を意味します。簡単な決断とはいかなかったでしょう。

いつも1匹で飛ぶ烏を見て、早くパートナーが見つかるといいのにと思っていた塔子さん。

目には見えずとも寄り添う仲間がいたことを、夏目の言葉から感じとってくれたことにも感動しました。

これまで散々傷ついてきた夏目を引きとってくれたのがこの夫婦で本当によかった。

いつか夏目からいい意味で遠慮がなくなり、高校生らしいわがままを言ったりぶつかりあったりして本当の親子のようになれるといいな。

後半からずっとうるうるしたまま見ましたが、温かな幸福感で満たされました。10話は5期の中で一番じーんとしました。

藤原家でいつまでも仲良く暮らしていってほしいと切なる思いでいっぱいです。

11話(最終回)の感想 儚き者へ

最終回は最後の最後で夏目友人帳6期が2017年に放送決定というお知らせがありました!またすぐに夏目やニャンコ先生たちに会えると思うと嬉しいです。

最終回はラストにふさわしい、夏目と関わってきた人や妖怪たちとの心温まる交流回でした。

またうるうるしていたところで続編決定のアナウンスがあり、いっそうぐっときました。

中級妖怪に半ば強引に誘われて、短命の花・白霧花を見るために険しい道を歩く夏目。

珍しい花を夏目にも見せてあげたいと思う妖怪たちの無邪気な姿、夏目は白霧花を見て嬉しそうに笑顔を見せました。

しかしそのせいで夏目はひどい風邪をひいてしまいます。塔子さんが玉子酒を作ってくれたり滋さんがいちごを買ってきてくれたりと、藤原家の家族も心配してくれています。

塔子さんや滋さんの優しさや気遣いに触れて、夏目もとても嬉しそう。

だけどやっぱりまだ「迷惑をかけてすみません」と謝っちゃうあたり、藤原夫婦に対して夏目は遠慮があるんですね。

藤原家に馴染んでいくのもまだまだこれからですよね。だって夏目はまだ高校生。たくさんの時間が残されています。

いっぽう、自分たちが寒空の下のお花見に誘ったせいで夏目が風邪を引いたと思った中級妖怪は、熱さましの薬草を求めてハードな労働をこなします。

これまで危険な目に遭ってまで妖怪たちに協力して力になってきた夏目と、そんな人間のために一生懸命に行動する妖怪たち。

住む世界が違っても異文化であっても、相互理解が進めばこんなにも新しい関係を築けるんだなと改めて感じました。

結局あんなに苦労して入手した薬草は人間には効かないけれど、風邪が治った夏目がお礼を言いに来たのが嬉しかったのか、妖怪たちは白霧花を夏目たちに向かって散らしてくれます。

美しくて優しい花びらのシャワーが、お見舞いのお花だと夏目が気づいているのかいないのか。

儚き者は人間。妖怪と比べて身体も弱く寿命も短い人間は、しかし儚いからこその命のきらめきがあり、妖怪たちを魅了するのでしょう。

笑顔でお礼を言う夏目が元気になったことを喜ぶ妖怪たちとの関係は「仲間」以外にぴったりの言葉が見つかりません。

田沼や西村も、風邪で休んでいる夏目を心配したりお見舞いを考えたり、温かい人たちに囲まれている夏目が幸せそうで、それだけで夏目友人帳を応援していて良かったと思いました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする