中国大会ではプレッシャーに見事打ち勝って、素晴らしい演技を見せてくれた勇利。
ヴィクトルが思わず抱きついてキス未遂というクライマックスを迎え、2位という好成績のままに迎えたロシア大会。
8話ではヴィクトルの故郷ロシアへの凱旋ということもあり、因縁のユリオとの再戦でもあり、何やら濃い新キャラも続々登場で盛りだくさんの内容でした。
中国大会の勢いのままに乗っていけるかと思いきや思わぬ事件が起こり…。
7話の感想はこちら。
8話の感想をひとことで言うと。
JJとマッカチン
※ネタバレ注意です。
もくじ
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8話 勇利VSユーリ おそロシア!!ロシア大会 ショートプログラム
選手として戦ってみたいと思いませんか
コーチとして凱旋試合になったヴィクトルに群がる記者陣。勇利に注目してほしいというヴィクトルに記者が鋭い疑問を投げかけます。
選手として勇利と戦いたくならないのか?
笑顔で質問には答えないヴィクトルですが、われわれ視聴者もそのあたりを詳しく知りたいです。どうなのヴィクトル!
ヴィクトルは現役引退したわけじゃないので、勇利のGPFが終わった後にどうするのかとっても気になります。
やはりヤコフの元に戻って現役復帰が濃厚なのかな。
スンギルやミケーレなど新キャラ続々
ロシア大会ではまた濃いキャラが続々と出てきました。まずは韓国のイ・スンギル。
女性嫌いでファンサービスは一切しないが犬好きな一面を持つというイケメンスケーター。スケートでも加点を気にしながら滑るという冷静でクールなタイプです。
イタリアのミケーレ・クリスピーノ。端正な顔立ちながら病的なシスコンという特徴があり、溺愛している双子の妹のために騎士となって滑ります。
なぜか言葉が訛っている?のですが、イタリアの地方出身ということなのでしょうか。
ミケーレの妹・サーラも世界ランク4位の女子フィギュアスケーター。シスコンの兄のことはこのままではいけないと感じとっています。この後、兄を突き放す展開もあるかもしれません。
そしてチェコのエミル・ネコラ。立派な髭の老け顔もとい大人びた顔立ちの18歳です。他のキャラが濃すぎてあまり目立たなかったのがちょっと残念。立場的にはミケーレの子分のようですが、この後サーラといい関係になるのかな?
JJ(宮野真守)が大暴れ
JJはカナダ大会で1位になり勢いのあるスケーター。GPFと世界選手権の優勝候補のひとりです。
ヴィクトルにからんで塩対応されてもめげないとか、ユリオを女の子扱いしてイラつかせるとか大物ぶりを発揮します。
スケーティングも派手でスターそのもの。自分のために国際的なロックスターとコラボして作ってもらった曲でカメラ目線で踊るとかやりたい放題。
ショートの一部で観客席に歌ってもらうとか、なかなかの濃くて愉快なキャラクターです。
中の人が宮野さんなんですが楽しそうでぴったり。JJスタイルを貫いてほしいですね。
JJがフリープログラムではどんな演技を見せてくれるのかすごく楽しみです!
ロシア中に僕の愛を見せつけるから
勇利のSP直前、ヴィクトルの名前をコールをする観客にファンサービスを欠かさないでいるヴィクトルに、ネクタイを掴んで引き寄せる勇利。
殺し文句を言ったかと思えば恥ずかしがる勇利がかわいい。しかし自分の演技に入ると、今までで一番調子のいい状態でノーミスで滑り終えました。
現時点でトップに立ち、そんな勇利のスケート靴にキスをするヴィクトル。またこの2人は…。
対してユリオは地元開催のプレッシャーもあって緊張しています。勇利とヴィクトルからの声援でハッと我に返ってアガペーを滑りますが、本調子ではありません。
ユリオは大好きなおじいちゃんに見に来てほしかったんですよね。とはいえ大きく崩れることはなく、ミスしても自分で立て直してまずまずの成績で滑り終えました。
盗み食いして危険な状態のマッカチン
JJに笑っていたら日本でマッカチンが餅をのどに詰まらせて危険な状態に!あわわわわマッカチン大丈夫!?
ヴィっちゃんのことで昔辛い思いをした勇利は、すぐに日本に戻るように言いますが聞き入れてくれないヴィクトル。
しかしヴィクトルだってジュニアの頃から一緒に育ったマッカチンが心配には違いありません。
ヴィクトルはヤコフにコーチ代行を頼んでいましたが、「離れずにそばにいてよ!」と泣いていた勇利がアウェイでたったひとりでフリープログラムを滑ることになりそうです。
ところで公式からとうとう出ましたマッカチンのティッシュケース。
ヤコフが1日限定で勇利のコーチに!?
ヤコフが1日だけ勇利のコーチになってくれるとしたら、ユリオと勇利のからみも増えそうで、それはそれでまた温泉onIceを思い出して楽しそう。ヤコフは大変でしょうが。
でももしかしたらヤコフが勇利のことをじっくり見る機会になり、ヴィクトルのコーチとしての手腕云々の前にひとりのスケーターとして勇利を冷静に分析するという役割を担ってくれるかも。
そういう意味でもヤコフ&勇利という組み合わせも目新しくていいんじゃないでしょうか。
何かとヴィクトルに振り回されてきたヤコフコーチですが、ヴィクトルをヴィーチャと愛称で呼んでいるし、ヴィクトルのほうも無視されようとも自ら寄っていくし、なんだかんだお互いとても信頼している関係です。
「僕のコーチはヤコフだけ」というヴィクトルの言葉が、GPF終了後の現役復帰の伏線になっているのかなとか、いろんなことを考えさせられた8話でした。
まとめ
ヴィクトルが日本に帰るかの一連のやりとりをサーラが物影からこっそりと見ていましたが、自分たちのことと重なって見えていたのかもしれないですね。
離れないと2人ともダメになると考えていたサーラは、ヴィクトルと勇利が離れるのを見て、その後の勇利のスケ―トを見て、何か決断をするのかも。
8話はキャラの濃いJJに釘づけでしたが、マッカチンでガツンとやられちゃってまた来週が待ち遠しいです。終わり方が毎回良くて、また悶々とする1週間になりそう。
勇利も7話で話していましたが、コーチであるヴィクトルが注目されるほど、勇利の結果がおもわしくなかった場合、ヴィクトルが選手としては最高だけどコーチとしては全然だねという評判になってしまいます。
勇利としては自分の成績によって大好きなヴィクトルが酷評されるのは耐えられない。でもいなくなったからといって、やっぱり勇利はヴィクトルがいないとダメだねとは言われたくはないでしょう。
ひとりで戦い正念場となりそうなロシア大会FSがどうなるのかドキドキします。